主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2023年度日本地球化学会第70回年会講演要旨集
回次: 70
開催日: 2023/09/14 - 2023/09/24
p. 46-
海洋における溶存アルミニウムの鉛直分布は,一般的にスキャベンジング型を有し,表層において高濃度で下層にいくにつれて減少する傾向を示す。平均滞留時間も数十年と極めて短いのが特徴である。ただし,海底境界層付近や大陸斜面などでは濃度が上昇する傾向を示し,海底からの粒子の巻き上がりなどが供給減と考えられている。この海底付近での底層水中の濃度変化と堆積物中のアルミニウムの分布および鉱物組成の関係について,主に太平洋の横断および縦断観測によって得られら結果から考察する。