日本地球化学会年会要旨集
2024年度日本地球化学会第71回年会講演要旨集
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G3 海洋の地球化学
道東沿岸~沖合の228Ra濃度の空間分布からみた海水循環
*畠山 陽多井上 睦夫亀山 絋旭光主 隼大真下 海成谷内 由貴子中野渡 拓也長尾 誠也
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キーワード: 228Ra, γ線測定, 海水循環
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p. 72-

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抄録

228Raは海洋環境において溶存性核種であり、供給源は沿岸堆積物や浅層大陸棚で供給後は海水と共に循環する。半減期の短い (5.75年) 228Raの濃度変動を反映して、沿岸域の表層海水では、228Ra濃度(および228Ra/226Ra放射能比)が高くなる。本研究では、228Raを海水循環の化学トレーサーとして利用し、北海道南東の道東沿岸~沖合域における海水循環を議論する。2018年から2024年に、道東海域にて表層海水約20 L/試料を採水した。海水試料よりBaSO4共沈法でラジウム同位体を分離・回収し、低バックグラウンドガンマ線測定法により、226Raおよび228Ra濃度を測定した。得られた228Ra濃度分布より道東の複雑な海水循環を議論する。

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