日本地球化学会年会要旨集
2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
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G6 宇宙化学:ダストから惑星、生命へ
FIB-TOF-SIMSを用いたCV隕石のマトリックス領域におけるAl-rich粒子およびFe粒子分析に基づく新たな形成モデル
*白井 嗣恩増田 真盛坪 京弥坂本 哲夫
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p. 154-

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抄録

隕石は太陽系の形成時に関する情報を保持しており、特に炭素質コンドライトは生命の起源に関わる物質を含んでいることから注目されている。本研究では、集束イオンビーム飛行時間型二次イオン質量分析装置(Focused Ion Beam Time-of-flight Secondary Ion Mass Spectrometer:FIB-TOF-SIMS)を用いて炭素質コンドライトのCV3隕石であるNWA13114隕石とAllende隕石のマトリックス領域の分析を行った。その結果、Allende隕石とNWA13114隕石共に、Al-rich粒子とFe粒子が共存していることを本研究で明らかにした。これらの発見したAl-rich粒子とFe粒子に基づき、マトリックス領域における従来の凝集過程モデルに加えて新たな凝集過程モデルを提唱する。

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