主催: 日本地球化学会年会要旨集
会議名: 2025年度日本地球化学会第72回年会講演要旨集
回次: 72
開催日: 2025/09/07 - 2025/09/19
p. 77-
Mt. McRae Shaleは太古代末期の約25億年前に堆積した黒色頁岩であり、大気酸素分圧の一時的な上昇イベント(AOE)を記録している可能性があると議論されている (Anbar et al., 2007)。このAOEの層準では2‰程度の範囲で黄鉄鉱の鉄同位体比(δ56Fepyr)が変動している (Ostrander et al., 2022)。本研究では理論モデルを用いて鉄酸化物/有機物沈殿フラックス比および海水の硫酸濃度に対するδ56Fepyrの変化を推定した。その結果、Mt. McRae Shaleにおけるδ56Fepyrの変動が初期続成作用の影響で説明できることなどが明らかになった。