地質学雑誌
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日本地質学会第115年学術大会 2008年 秋田 見学旅行案内書
秋田県南部小安・秋の宮地域の地熱地質
高島 勲越谷 信
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2008 年 114 巻 Supplement 号 p. S97-S109

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抄録

国産再生可能自然エネルギーとして重要な地熱の日本有数の賦存地域である小安(おやす)・秋の宮地域の地質,温泉・地熱現象及び発電所,温泉熱利用施設を見学する.本地域には活火山はないが,20-30万年前に活動した高松岳や木地山(きじやま)火砕流等の残存マグマを熱源として多くの温泉・噴気地域がある.地表地質は中新世~鮮新世の虎毛山層,三途川層と第四紀の火山岩,火砕流堆積物から成るが,地熱調査井ではより古期の地層も確認されている.地熱地質調査では,熱源火山,変質,断裂系が重要であり,それらについての露頭及びデータの紹介を行う.また,調査の最終段階では調査井の掘削が行われるので,口元施設及びデータを解説する.温泉・地熱の現場として温泉湧出地点,噴気帯,発電所,熱水利用施設を見学し,地球の恵みを理解してもらう.

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© 2008 日本地質学会
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