著者所属:(現)熊本県葦北郡津奈木町立津奈木中学校:兵庫教育大学大学院学校教育学研究科 兵庫教育大学自然系地学教室 兵庫教育大学自然系地学教室 兵庫教育大学自然系地学教室
2001 年 107 巻 12 号 p. 749-754
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
熊本県南部に分布する黒瀬川帯小崎層の岩相層序を確立し, 放散虫化石による年代の再検討を行った.小崎層は泥岩, 砂岩, 礫岩, 含礫泥岩, 石灰岩からなり, 層厚約700mで3部層に区分される.下部層からはペルム紀前期, 上部層からはペルム紀中期末-後期初期および後期後半の放散虫化石が得られた.従来, 小崎層は中部ペルム系とされてきたが, その年代はペルム紀前期から後期後半にまでおよぶことが明らかとなった.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら