日本老年医学会雑誌
Print ISSN : 0300-9173
〔日本学術会議主催 日本老年医学会共催シンポジウム〕 超高齢社会に求められる高齢者医療の担い手の育成:教育体制整備へのアクションプラン策定に向けて
4.新しい専門医制度の中の老年病専門医の今後
神﨑 恒一
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2018 年 55 巻 2 号 p. 232-236

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抄録

老年病専門医は総合内科を基本領域とするサブスペシャルティ専門医であり,カリキュラムに示された幅広い知識や技能を修得し,それをさまざまな診療の場で実践する能力を身につけることを求めている.4年間のプログラムの間に,カリキュラムの必須項目のすべてと必須以外の項目のうち7割以上を修得する必要がある.また,他職種を含む形成的評価を重視しており,最終的に筆記試験ではなく面接試験によって合否を判定するようになっている.

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© 2018 一般社団法人 日本老年医学会
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