国際医療福祉大学市川病院整形外科
2019 年 56 巻 2 号 p. 124-129
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骨粗鬆症の診断は,脆弱性骨折の有無や骨密度の低下の程度で総合的に行われる.骨粗鬆症の定義は,従来は低骨量を特徴として骨の脆弱性が増加する疾患と考えられてきたが,2000年に開催されたNIH(米国国立衛生研究所)のコンセンサス会議において,骨強度が低下し,骨折リスクが高くなる骨疾患と定義された.このような背景から,種々の骨評価法が開発されてきている.本稿では,画像を利用した脆弱性骨折の評価法,骨評価法を中心に特徴を説明する.
老年病
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