東京都健康長寿医療センター研究所福祉と生活ケア研究チーム
2023 年 60 巻 3 号 p. 232-236
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高齢期の「ごみ屋敷」症候群の30~50%で,背景因子として精神疾患があるとされる.背景因子となり得る精神疾患は,認知症,統合失調症,双極性障害,うつ病,気分変調症,強迫症,パーソナリティ障害,不安症,心的外傷後ストレス障害,物質関連障害など多岐にわたる.一方で,精神疾患がなくても,社会的孤立状態にある者のBADLが低下した場合,必要なサポートが得られない/得ないことを背景として,本症候群となる可能性がある.
老年病
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