筑波大学応用生物化学系・先端学際領域研究センター
2000 年 37 巻 3 号 p. 216-220
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高血圧, 虚血性心疾患や脳血管の機能破綻には, 加齢そのものが危険因子であることと, 遺伝的素因や環境因子の関与が大きいと考えられる. 脳・心血管系の恒常性維持に重要な役割を果たすレニン-アンジオテンシン系の構成要素遺伝子の個体機能が, 発生工学的手法を使い解明されつつある. 本稿は, 特に筆者らを中心として最近明らかになってきたアンジオテンシンの脳損傷時における機能的貢献に関する知見を紹介したい.
老年病
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