群馬保健学研究
Online ISSN : 1343-4179
ISSN-L : 1343-4179
終末期がん患者の家族が抱く看取りへの思い
佐竹 わか菜京田 亜由美 近藤 由香
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ジャーナル オープンアクセス

2022 年 42 巻 p. 65-76

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抄録
本研究の目的は、国内文献から終末期がん患者家族の看取りや患者の死に対する思いについて明らかにすることである。医学中央雑誌Web版データベースを用いて2007年4月から2020年3月に発行された文献について「腫瘍orがん」「ターミナルケアor終末期」「家族」に、「心理」「精神」「思い」のいずれかを組み合わせて検索した。最終的に38論文が抽出され、看取りや患者の死に対する家族の思いに関する記述を質的帰納的に分析した。その結果、終末期がん患者の家族が抱く看取りへの思いとして【穏やかな最期に向けて寄り添い尽くしたい】【死が近づく患者を自分が看ることに苦悩する】【患者のわずかな生への可能性を切望する】の3カテゴリーが抽出された。看護への示唆として、個別性に応じた予期悲嘆を促す援助、家族の複雑な思いへの共感と家族としてしてあげられる実感が持てるような関りの必要性が明らかとなった。
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© 2022 国立大学法人群馬大学
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