日本ゴム協会誌
Print ISSN : 0029-022X
充てん剤補強理論と測定との比較, 諸現象の展望
充てん剤補強加硫ゴムの力学物性の理論的研究 (第2報)
佐藤 良泰
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1966 年 39 巻 6 号 p. 420-429

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抄録
充てん剤補強加硫ゴムなどの不均質系の解析のため“体積効果”, “表面効果”, “空げき効果”の3つの効果を予想し取り入れた1つの分子論的平衡論をすでに提出した。この理論を実験との比較により検討した.
充てん剤補強加硫天然ゴムの張力-伸度の関係は, 充てん剤濃度の低い範囲(0<X(体積比)≦0.2)で測定と理論はかなりよく合う.
またヤング率補強については, 上の3つの効果の理論的考察からよく理解できた.膨潤平衡の条件式は充てん剤による補強と加硫による補強を区別できるようにした.この理論で複屈折率Δnの式も導かれ, Δnと伸度aの関係を理論的に展望した。
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