日本草地学会誌
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シロクローバーの自殖に関する研究 : 第1報 ラジノクローバーの自殖率の個体間差異
河原 栄治佐藤 俊夫
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1965 年 11 巻 1 号 p. 55-58

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抄録

来歴を異にした70栄養体の自殖ならびに自殖と関係があると思われる数種の特性について調べた結果を要約すると次の通りである。1.全個体の4割が自殖を示したが,種子数は個体当り248粒・87粒および40粒のほかは20粒以下であった。なお,取り寄せ先と自殖との間には関係がなかった。2.開花始めの早晩と自殖率の高低との間には関係がなかった。3.頭花数の多少と自殖種子数との間には関係がなく,自殖種子数と自殖種子着生頭花数ならびに自殖種子着生小花数との間には高い相関がみられた。4.生草収量は上記諸形質との間に関係がなかった。

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© 1965 著者
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