日本草地学会誌
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研究報文
ケンタッキーブルーグラス(Poa pratensis L.)を基幹とする放牧草地の省力的利用管理技術 3.放牧期間中の日増体量を0.8 kg以上にした場合の連続放牧下における家畜生産性
八木 隆徳高橋 俊
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2023 年 69 巻 3 号 p. 109-119

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抄録

寒地における放牧草地の省力的利用技術を確立するため,ケンタッキーブルーグラス-シロクローバ混播草地に乳用種育成牛(放牧開始時平均体重231 kg)の連続放牧を行い,家畜生産性を16年間調査した。余剰草を軽減するため,草丈約5 cm時点で早期入牧し,施肥はスプリングフラッシュ後に一括施肥した。放牧開始時の平均放牧強度は1,107 kg/haとし,個体の日増体量が放牧期間で0.8 kg/頭/日以上となるように放牧頭数を減らす連続放牧とした。固定放牧日数とヘクタールあたり増体量は草量と,個体当たり日増体量は牧草のCP含量と正の相関関係が認められた。ヘクタール当たり増体量560-1,000 kg/ha,448-592 CD(体重500 kg換算)の家畜生産が得られた。

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