東京教育大学大学院
1968 年 41 巻 11 号 p. 695-703
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東京都下ひぽりヶ丘団地で, 1966年の秋から冬にかけて,移動観測により5回にわたって夜間の気温分布を調べた.晴天かつ静穏の場合には都市気温分布と同様の団地気温分布が認められた.しかし,曇天あるいは強風のある場合には,団地気温は認められなかった. 同年12月10日から11日にかけて,団地気温分布の時間的変化を観測した.同時に団地内部の高架水漕により気温の垂直分布を観測し,接地逆転の発生していること,およびそれが風速の増大によりくずされ,団地内部と外部との気温差に影響を与えることを見出した.
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