地理学評論
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流域の面積と主流の長さとの関係について
榧根 勇
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1972 年 45 巻 8 号 p. 588-590

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抄録
Hackは1957年に流域の主流の長さLと流域面積且との間にL=coArなる関係があることを経験的に発見した. crともに定数で, Hackによるとプは0.6という値をとる.このハックの関係は,ホートンの水流長の法則と流域面積の法則から理論的に導くことができ,長さ比をeD,面積比をeHで表わすとべき指数プはD/Hにほぼ等しくなる。ホートンの諸法則をよく満足する14流域の平均値は,長さ比が0.463面積比が0.271であった.したがってr=0.59となり,これはHackがえた値にきわめて近い.
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