宝石学会(日本)講演会要旨
2022年度 宝石学会(日本)講演論文要旨
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2022年度 宝石学会(日本) オンライン講演会発表要旨
わが国で遭遇した魅力的な合成ダイヤモンド
*林 政彦, 林 富士子, 安井 万奈, 山﨑 淳司
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p. 10

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抄録

無色の合成ダイヤモンドで,メレーサイズのルースが鉱物・宝石の即売会にて手軽に購入できることは報告した.

今回は,婚約指輪に使われる大きさ(Fig.1)であり,一見すると無色と思われた合成ダイヤモンドが,ガイ10万円以下で入手できた.このように価格も手頃であり,新しい商品となり得るのはないかと思われる.

このダイヤモンドに付随の IGI(International Gemological Institute )による鑑定書には,「Laboratory grown diamond, weight 0.49ct, color J (very light blue), clarity VS1, cut good, polish good, symmetry good, fluorescence none.」と表記されている.

販売会の会場では分からなかったが,後でよく観察すると,僅かに青色を呈しており, VSクラスのインクルージョンも含まれている(Fig.1).

青色がホウ素に起因するものであることについては, FT-IR で確認できた(Fig-2).さらに,SEM-CL を観察すると,特徴的な発光スペクトルが見られた(Fig.3).

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