日本歯科理工学会学術講演会要旨集
平成15年度秋期第42回日本歯科理工学会学術講演会
セッションID: P-16
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歯髄細胞におけるカンファキノンの細胞障害性とラジカル産生能
*熱海 智子藤沢 盛一郎
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抄録

光増感剤のカンファキノン(CQ)はレジン重合開始剤として繁用されている。我々はヒト歯髄線維芽細胞を用いて、CQ添加後可視光線照射し、活性酸素(ROS)の産生、細胞生存率およびフリーラジカルの産生などを測定し、9_-_フルオレノン(9F)のそれらと比較した。その結果、CQは9Fに比べて、ラジカルの産生が多く、ROSの産生ならびに細胞障害性が少ないことが判明した。

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© 2003 日本歯科理工学会
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