国立がんセンター外科 慶応義塾大学医学部 TNM分類委員会
関東逓信病院放射線科 TNM分類委員会日本肺癌部
関東逓信病院放射線科
国立がんセンター内科
国立がんセンター外科
1973 年 13 巻 3 号 p. 145-154
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肺がん患者の病期分類を決めるため, 現行のTNM分類方式によって1946症例の5年生存率を検討し, 全生存期間パターンによって統計学的に分析した. その結果, 現行TNM方式の予盾と欠点とを指摘して新しいT. N. Mの定義を作り, 病期をO. I. II. IIIの4つに決めることができた. ただ, 肺がんの組織型別の分析からみると, 小細胞型未分化がんは, 予後が極端にわるいので, 上述病期のいかんに関係なく, III期として扱うべきであると思われる.
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