三重県立大学医学部胸部外科
1973 年 13 巻 3 号 p. 155-159
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一家系 (兄弟といとこ) に, ほぼ同時期に発生した扁平上皮癌の3症例につき, その経過を報告する. 1例目は63才男子で手術により, 2例目は62才男子で気管支鏡生検により確定診断を得ており, 3例目は60才男子で頸部リンパ腺転移巣の生検にて判明した. 1例と2例は兄弟であり, 3例は1, 2例の父方のいとこで, 40年以上同一生活をしており, いずれの発症も昭和45年3月から8月までで, 胸部レ線で無気肺を呈していた.
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