いわゆるbronchiolo-alveolar cell carcinomaの臨床病理学的検討

斉藤 泰紀; 天野 謙; ジェンプルクサワン アヌサク; 赤荻 栄一; 須田 秀一; 佐藤 博俊; 橋本 邦久; 仲田 祐

doi:10.2482/haigan.20.103

斉藤泰紀, 天野謙, ジェンプルクサワンアヌサク, 赤荻栄一, 須田秀一, 佐藤博俊, 橋本邦久, 仲田祐

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ジャーナルフリー

1980 年 20 巻 2 号 p. 103-113

DOI https://doi.org/10.2482/haigan.20.103

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抄録

bronchiolo-alveolar cell carcinoma 18例について臨床病理学的検討を行った.臨床像および予後は, 症例により様々であったが, 組織学的に, 細胞形態, 粘液産生, 発育様式から4グループに大別することにより, 病像をある程度統一的に理解し得ると考えられた.即ち, 高円柱状かつ粘液産生高度な杯細胞様形態の群は切除予後良好で, 立方状ないし “くい” 状で浸潤性増殖を呈す群は切除予後がきわめて不良であった.

責任著者(Corresponding author)

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