結核予防会結核研究所病理
1982 年 22 巻 1 号 p. 27-34
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肺の癌性リンパ管症を, その成立機転を中心に検討した.対象は38剖検例.性別は男26, 女12例, 年令は平均57.6才.原発臓器は肺23, 胃10, 他臓器5例である.癌性リンパ管症と関連のある全ての部分を検討した.リンパ管症の進展様式の条件を設定.その結果血行性転移14例.他は疑いに止まり, 経気腔性1, 逆行性リンパ行性1, 横隔膜貫通1例.統計的検討を加味するとかなりは血行性と考えられた.
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