埼玉県立がんセンター呼吸器内科
1982 年 22 巻 1 号 p. 19-25
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肺癌を含む悪性腫瘍患者およびこれに合併した胸膜炎患者の尿中, 胸水中CSF活性値を測定し, その臨床的意義を検討した.1.尿中CSF活性値は悪性疾患と良性疾患との間には差はみられなかった.しかし, 肺癌患者では病期の進行とともに尿中CSF活性値の増加するものが多かった.2.肺癌患者の尿中CSF活性値と末梢血白血球数との間には明らかな相関関係はみられなかった.3.胸水中CSF活性値は良性および悪性胸膜炎との間には差はみられなかった.
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