神戸大学放射線科
神戸大学第2外科
神戸大学脳神経外科
1989 年 29 巻 1 号 p. 37-43
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肺癌脳転移症例50例を非小細胞肺癌と小細胞肺癌に大別し50%生存期間をもって予後を検討した.非小細胞肺癌のうち, 脳転移巣摘出術施行例は45週, 原発巣も治癒切除された9例は68週, 30Gy以上の全脳照射のみで治療された症例は35週であった. 非小細胞肺癌では全脳照射の施行された症例1ま51週であった. 非小細胞肺癌では特に原発巣が寛解している例での脳転移巣摘出術の有用性, 小細胞肺癌では30Gy以上の全脳照射の有用性が示唆された.
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