気管支及び所属リンパ装置への浸潤を示した肺の硬化性血管腫の1例

橋本 尚子; 和久 宗明; 小山 明; 河端 美則

doi:10.2482/haigan.31.427

橋本尚子, 和久宗明, 小山明, 河端美則

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1991 年 31 巻 3 号 p. 427-433

DOI https://doi.org/10.2482/haigan.31.427

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抄録

型肺胞上皮の性格をもった上皮成分よりなる低悪性度の悪性腫瘍と考えられた硬化性血管腫の一例を報告する.
22才, 男性, 検診で右肺門部異常影を発見され, 右上葉切除を施行.腫瘍は気管支内腔及び所属リンパ装置への浸潤を示していたが, 組織学的には典型的な硬化性血管腫の所見を呈していた.免疫組織学的検査では, 増殖する細胞はsurfactant apoproteinが陽性であった.

責任著者(Corresponding author)

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