日本ハンセン病学会雑誌
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IL-12およびIL-18で刺激されたマウス腹腔内培養細胞の抗らい菌効果
野間口 博子ジャハン ニルファールマンダル チャンドラ與儀 ヤス子川津 邦雄義澤 雄介岡村 春樹牧野 正彦
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2001 年 70 巻 3 号 p. 113-119

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抄録

IL-12およびIL-18によるマウス腹腔内培養細胞におけるらい菌の殺菌に及ぼす効果について検討した。IL-12およびIL-18の同時作用が、NKおよびT細胞の関与によりIFN-γの産生を促進し、それがNO依存性らい菌の殺菌につながることを明らかにした。さらに、IL-12およびIL-18の同時作用は、宿主細胞の障害をも誘導した。

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