近代教育フォーラム
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デモクラシーとしての教育/教育としてのデモクラシー : 「公衆性」を「知の一様式」と捉えることの意義(コメント論文,フォーラム2 デモクラシーが「公衆」を形成する-ジョン・デューイとリベラル・ジャーナリズムの時代)
尾崎 博美
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2015 年 24 巻 p. 42-49

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抄録

「公衆」と「大衆」を分かつものは何か。「トランザクション」によって形成される「公衆性」を「知性」の一様式として捉えるとき、「公衆」とは実体ある集団の名前ではなく「個人」の一様態として特徴づけられる。「集団=協働」に基づく「行為」や「関係性」の観点から「公衆性」を形成する「教育」としてデューイの「デモクラシー」を描くことを試みる。

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