人と自然
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観察巣箱内のミツバチ女王蜂成虫の行動 I. 行動パターン
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1994 年 3 巻 p. 37-77

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抄録
「1 個体追跡法」により未交尾女王6 匹と既交尾女王8 匹を約450時間観察したデータに基づき,46 種 の行動パターンとそれに関連する働きバチの行動パターンを32種記載した. 体各部の位置と動きの定義お よびそれらの組み合わせに基づいて行動パターンを記載し, 各パターンには短いコメントと発生前後の状 況を加えた. 各パターンは「単発行動」「個体間行動」「行動環行動」に大別したが, 最後に属する配偶行 動については巣箱内で観察されないため, 記載されていない. 論議では, 未交尾女王と既交尾女王との比 較, 産卵行動, ロイヤルコート, ボーリングについて取り上げ, 後二者については,「動因分析」的な視 点から攻撃と逃走の2 つの動因による統一的説明を試み, 両者が同一線上の行動パターン群である点を論 じた. 産卵行動については, 雄蜂巣室と働蜂巣室での行動の違いを論じた後,1 日の産卵数を1 卵の産下 時間から最大2000個以内と推定した. 最後に1 個体追跡法の客観性を強調した.
© 1994 兵庫県立人と自然の博物館
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