保健師教育
Online ISSN : 2433-6890
委員会活動報告
40周年記念事業運営委員会活動報告
40周年記念事業運営委員会
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2019 年 3 巻 1 号 p. 55

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I. はじめに

本協議会は平成32年に設立40周年を迎えます.平成29年度の理事会において早くも40周年記念式典について話し合われたとのことで,記念事業運営委員会が立ち上がりました.委員を拝命したことは重責ではありますが,この10年間の記録や資料を紐解きながら,平成は保健師教育と協議会にとって大変革の時代だったと実感しています.

委員会では平成30年度,31年度の2年間をかけて記念式典の企画・運営と記念誌の編集を担当します.今年度は開催場所など大枠を決定しており,その内容を紹介します.

II. 活動内容

1. 記念式典の計画・準備

平成32年6月6日(土曜日),午前の定時総会に引き続き,午後14時から40周年記念式典を開催する予定です.場所は,日本教育会館の3階にある一ツ橋ホールを確保していただきました.関係団体にもご案内するとともに,記念講演を計画しています.記念式典に引き続き,17時から徒歩で移動できる如水会館(スターホール)で祝賀会を開催します.東京オリンピックの直前ですので,会員の皆様の交通や宿泊の確保も容易かと考えています.

表1  40周年記念式典・祝賀会スケジュール(計画) 平成32年6月6日(土)
時 間 内 容 会 場
10:00~ 総会受付 日本教育会館3階一ツ橋ホール
(800名)
10:30~12:30 平成32年度
定時総会
13:30~14:00 式典受付
14:00~16:00 記念式典・
記念講演
16:30~17:00 祝賀会受付 如水会館スターホール(400名)
17:00~19:00 祝賀会

2. 記念誌の編集方針

40周年記念誌は30周年記念誌をベースに「その後10年間」の出来事を掲載し,保健師教育のアーカイブとして活用できる内容にするつもりです.それほどに,30周年記念誌の編集が素晴らしいことをいま再認識しています.協議会の法人化,2回に渡る事務局の移転,委員会の再編と新設によって組織・運営体制は全く違ったものに生まれ変わっています.それによって生みだされた活動と成果物の量も質も増えています.関東地区と近畿地区では会員校の増加が著しく,ブロック活動に不均衡が生じていることから,時間をかけて話し合いを重ね,歴史あるブロック区分と名称も変更に至りました.指定規則の改正により実習単位が増加し多くの看護系大学が保健師選択制に移行しました.日本看護協会が目指す「看護教育を4年制教育に」を実現する,保健師修士課程と大学専攻科も増えつつあります.このような保健師教育の変化を見える形で掲載したいと考えています.会員校からは特色のある保健師教育,実習等の実践報告を募る予定です.

III. おわりに

平成31年度の委員会活動は,40周年記念式典と記念誌の編集に向けて関係機関と会員校に様々な依頼を開始します.大きくは式典の運営担当と記念誌編集を決めて進めていく計画です.

謝辞

三役,北関東・甲信越ブロック理事,南関東ブロックの理事の先生方には会場確保についてご尽力いただいたことを感謝いたします.

Biographies

担当:城島哲子(奈良県立医科大学)

澤井美奈子(湘南医療大学)

神庭純子(西武文理大学)

岸恵美子(東邦大学)

齋藤泰子(秀明大学)

村嶋幸代(大分県立看護科学大学)

坂東春美(奈良県立医科大学)

 
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