北陸作物学会報
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ウワバミソウの珠芽の休眠打破に及ぼす採取時期と低温処理期間の影響
水島 智史
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 53 巻 p. 12-15

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抄録
ウワバミソウの珠芽の休眠打破に及ぼす採取時期と低温処理期間の関係を調査した.珠芽は,9~11月にかけて3回採取された.2℃での低温処理期間は,9月および10月採取では0~80日間,11月採取では0~60日間とした.9月および10月に採取した珠芽では,80日間の低温処理により,播種21日後の発芽率は90%以上となった.11月に採取した珠芽では,60日間の低温処理により,播種21日後の発芽率は90%以上となった.なお,11月の珠芽の採取は,珠芽が茎から地表に落下してしまうため効率的ではない.以上のように,9月および10月に採取した珠芽の休眠は,80日間2℃で低温処理することで,十分に打破された.
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© 2018 北陸作物・育種学会
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