ヘルスプロモーション理学療法研究
Online ISSN : 2187-3305
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実践報告
睡眠前後での指床間距離の比較
相原 一貴小野 武也石倉 英樹佐藤 勇太松本 智博田坂 厚志梅井 凡子積山 和加子沖 貞明
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2016 年 6 巻 1 号 p. 41-44

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抄録

[目的]本研究は身体の柔軟性の評価である指床間距離(Finger-Floor Distance:以下FFD)を用いて,睡眠前後でのFFD の変化を明らかにするために行った。[対象と方法]健常大学生34名(男性14名,女性20名)を対象とした。朝と夜のFFD と睡眠時間を3日間測定した。なおFFD は,①夜の入浴前と②朝の起床後に測定した。[結果]FFD の値は朝の方が夜よりも有意に高値であった。[結語]睡眠後に身体の柔軟性が低下していることが明らかとなった。

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© 2016 日本ヘルスプロモーション理学療法学会
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