園芸学研究
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栽培管理・作型
夏秋ギクの露地栽培におけるエセフォン散布と挿し穂冷蔵が生育と開花に及ぼす影響
杉浦 広幸藤田 政良
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2003 年 2 巻 3 号 p. 193-198

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抄録
夏秋ギク系大輪ギクの80 cm以上の切り花を9月に露地圃場で採花するため,エセフォン散布と挿し穂冷蔵を組み合わせ,その伸長生長効果を電照と比較し,平野部と準高冷地で成育を検討した.供試した品種における切り花長伸長の効果はエセフォン散布,電照および挿し穂冷蔵の組み合わせにより付加的に増加した.平野部における‘サマーイエロー’の開花日は,挿し穂冷蔵30日とエセフォン散布4回区が9月19日,切り花長は90.9 cmであった.挿し穂冷蔵45日とエセフォン散布による開花遅延と切り花長の伸長効果は,準高冷地が平野部と比べて高かった.準高冷地の‘サマーイエロー’の挿し穂冷蔵45日とエセフォン散布4回区で,開花日が9月28日,切り花長が80.1 cmであった.
以上より,夏秋ギクの80 cmを越える切り花をエセフォン散布と挿し穂冷蔵により,9月下旬に露地で採花できた.
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© 2003 園芸学会
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