抄録
キンギョソウ3品種‘メリーランドピンク’,‘ライトピンクバタフライII’および‘ヴェルン’を冬期の夜温(6℃,11℃),日長(自然日長,16時間日長)の組み合わせで摘心栽培および無摘心栽培を行った.摘心栽培においては夜温が高いと開花が早くなったが,長日による開花促進は認められなかった.採花本数は‘ライトピンクバタフライII’では夜温11℃と長日処理の組み合わせで最大となったが,‘メリーランドピンク’と‘ヴェルン’では処理による差はみられなかった.切り花品質および切り花長には長日処理の影響はみられなかった.無摘心栽培においては夜温が高いと定植~発らいおよび発らい~開花の両期間を短縮したが,長日処理は発らいまでの期間のみを短縮した.長日処理により供試品種の節数が減少したが,‘ライトピンクバタフライII’では夜温が高いことでも節数が減少した.