園芸学研究
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栽培管理・作型
富山県における秋播きタマネギの摘葉が抽苔発生率と抽苔推定モデルに及ぼす影響
西畑 秀次, 浅井 雅美, 臼木 一英, 渡邊 風斗, 鈴木 菜月
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2026 年 25 巻 3 号 p. 129-136

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抄録

タマネギの秋播き栽培において,生育中に抽苔の発生を予測するモデルとして,タマネギの花芽形成に関する日々の温度反応と葉数との積を積算したVDLN値が検討されている.本研究では,タマネギ品種‘ターザン’の生育期間中の葉身摘除が抽苔発生率に及ぼす影響について調査を行い,抽苔と止葉分化の時期との関係について検討した.さらに,抽苔推定モデルに葉身摘除の影響が反映できるか確認し,抽苔推定モデルの最適なVDLNの積算期間について検討を行った.葉身摘除処理は,抽苔率に影響を及ぼし,3月15日の葉身摘除では無処理区に比べて,抽苔発生率の低下とVDLN値の減少が認められたことから,3月中下旬が生育ステージの移行にかかわる時期であると推察した.このことから,3月中下旬から止葉分化期までの期間は,花芽分化と止葉分化が競合している期間で,抽苔発生を予測する最適なVDLNの積算期間については,定植日から止葉分化が起こる日までと考えられた.

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