園芸学研究
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解説
フキ交雑種‘MY-20’の育成経過と特性
小泉 丈晴池田 洋
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キーワード: , 花穂, 新品種
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2006 年 5 巻 1 号 p. 85-89

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抄録
1.‘MY-20’は,2倍体栽培種の群馬県在来‘水ブキ’雌株に,‘八ツ頭’雄株を交配して育成された国内初のフキ交雑種である.
2.小花のほとんどが雌小花であり,‘MY-20’には雌株のみ存在し,雄株はない.
3.‘MY-20’の花穂収穫量は極めて多く,花穂は,植え付けた種株の芽付近に集中する傾向であり,かたまって発生した.また,花穂の周りを包んでいる苞の数が多く,2月における開苞率が比較的低かった.‘MY-20’の苞は,緑がやや濃く,アントシアニン発生が少なく,花穂のしまりはやや良く,品質においても優れた.
4.葉柄の長さについては,群馬県在来‘水ブキ’に劣り,‘MY-20’は,花穂収穫を主とした品種といえる.
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© 2006 園芸学会
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