産業医科大学・医学部・公衆衛生学教室
産業医科大学病院・医療情報部
2018 年 3 巻 p. 11-18
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
DPC 及びNDB を活用した地域医療に関するデータと厚生労働省のDPC 公開データを用いて、急性心筋梗塞の入院治療の施設集積性をパフォーマンスの関係について予備的な分析を行った。その結果、Gini 係数の高い地域では、SCR が有意に高く、自己完結率、流入率も比較的高い値となっていた。以上より、機能分化が進んでいる地域の方がより多くの患者数の治療を行うことが可能であること、すなわち治療効率が高い可能性が示唆された。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら