日本工営株式会社 河川水資源事業部 河川部 (〒102-8539 東京都千代田区麹町5-4) E-mail: a5996@n-koei.co.jp (Correspoinding Author)
日本工営株式会社 河川水資源事業部 河川部 (〒102-8539 東京都千代田区麹町5-4)
国土交通省北陸地方整備局富山河川国道事務所 調査第一課 (〒930-8537 富山県富山市奥田新町2-1)
2022 年 1 巻 p. 3-9
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流下能力評価の基礎となる不等流計算は,既往洪水の再現計算を行いながら各種条件設定を定める.しかし神通川下流部では,既往洪水に対する再現性を十分確保できない事例が確認されており,その課題は出発水位,低水路粗度係数,洪水中の河床低下の3点にあると考えられている.これをふまえて,洪水時の縦断水位観測,河床の3次元測量,河床変動観測および分析を行うことで,洪水中の実態を反映した計算条件の設定に有効であることを確認した.
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