国際P2M学会誌
Online ISSN : 2432-0374
社会価値実現のためのP2Mフレームワークの考察
楓 森博加藤 勇夫越島 一郎
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キーワード: P2M, CSR, CSV, 社会価値, 価値共有, 協働
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2015 年 10 巻 2 号 p. 179-192

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抄録
現在では大多数の企業がCSRの重要性を認識するに至り、CSRに取り組みながら経済的価値を獲得する新たなプロジェクトを提案する必要が出てきた。そのためには、企業の価値創出活動とCSRとの有機的な関係性が明らかにされなければならない。本稿ではP2Mフレームワークを適用して、社会価値に関わる組織が、同時に経済価値を実現することが可視化できるフレームワークを提案した。さらに、異なる組織が協働することにより外部目線が内部プロセスに反映されている事例に着目し、プロジェクト推進プロセスをP2Mフレームワークに反映させるための要素を検討したので報告する。
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© 2015 International Association of P2M and Authors
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