国際P2M学会誌
Online ISSN : 2432-0374
プロジェクトの構想段階へのシステムアーキテクチャ定義の導入
新保 利弘西村 秀和
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2021 年 16 巻 1 号 p. 59-70

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抄録
システムズエンジニアリングアプローチによるシステムアーキテクチャの定義は、対象のシステムと外部システムとの関係を明らかにした上で、対象システムの持つべき機能を定義し、論理的にシステム要素に分解し、それらの関係性を定義するアプローチである。プロジェクトの構想段階にシステムアーキテクチャの定義を導入することで、あるべき姿の実現に向けたプロジェクトの遂行に貢献できるものと考えられる。本研究では、先進的企業の知的統合プロジェクトを事例に、そのシステムアーキテクチャを定義し、プロジェクトの構想段階にシステムアーキテクチャの定義を導入することを提案する。
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© 2021 International Association of P2M and Authors
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