抄録
社会の高度化、複雑化に伴い、変化する要求に適応できるレジリエンスを高める組織マネジメントが求められている。青山学院大学では、2013年からインストラクショナルデザイン手法を用いてプロジェクト型学習(PBL: Project-Based Learning)を適用した授業を実施している。しかしながら、PBL実施時に学生の観察力不足等により問題解決に至らない場面や、問題解決に至っても創造性に欠けるケースが散見されたため2016年からP2Mを応用した教育組織を導入した。本研究では、PBL実施時の教育組織マネジメントの一環としてプログラムとプロジェクトのコミュニケーション不全リスクを方法としてアダプティブラーニング環境を構築し、有効性を検証した。検証の結果、アダプティブラーニング環境の活用がプログラムとプロジェクトの関係を考慮したリスクマネジメントに効果的である可能性が確認された。