国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2009 春季
セッションID: B-5
会議情報

B-5 ビジネスアセスメント序説 : 研究開発費利益率の検討(PMイノベーション,日本発信の仕組みP2Mコンセプト明確化と発展的展開-イノベーションを促進し、競争力再生と人材育成に貢献する-)
小松 昭英
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

詳細
抄録

既に製造業企業662社について、その設備投資および情報投資効果の事後評価を行い、設備投資および情報投資の各々の利益率をもとめた。しかし、設備投資あるいは情報投資より大きいこともある研究開発費の利益率については未検討である。特に研究開発費の大きい製薬業企業については、その研究開発費利益率の検討は不可避と考える。そこで、既に発表した設備投資と情報投資の2変数モデルに研究開発費を加えて、3変数モデルに拡張する。その拡張モデルと製薬研究開発プロジェクトの平均成功率にもとづいて、大手製薬企業29社について検討するとともに、拡張アセスメントモデルの妥当性も検討する。

著者関連情報
© 2009 International Association of P2M and Authors
前の記事 次の記事
feedback
Top