国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2011 秋季
セッションID: B3
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B3 不確実性を考慮したプロジェクトスケジューリングに関する研究(リスクマネジメントトラック,「産業構造転換と変革のためのプロジェクト・プログラム・マネジメント」-東日本大震災の教訓と日本復興のシナリオを探る-)
武藤 恭昌越島 一郎渡辺 研司橋本 芳宏
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抄録
プロジェクトでは計画を立てるがゆえに、本質的に不確実性が存在する。計画とのずれをもたらす不確実性を、いかに扱うか重要となってくる。不確実性を含む問題の解決の道具に確率論がある。不確実性を確率的に扱うことにより、スケジューリング精度は向上すると考えられる。そこで本報では、プロジェクトにおける不確実性を想定し、それに対応するスケジューリングを行い、スケジューリング精度の向上を目的とする。起こり得る事象を確率分布で表現でき、とり得る可能性のある作業先行関係とその選択問題をモデル化できるベイジアンネットワークと、広くスケジューリングで利用されるPERTを組み合わせたスケジューリング法の提案を行う。
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© 2011 International Association of P2M and Authors
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