国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2013 春季
セッションID: E-3
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E-3 P2Mを用いた企業間BCPの統合化に関する基礎的研究(P2M自由研究トラック,「6次産業論とP2M体系の発展」~日本型の価値創造と進化を模索する~)
濱田 佑希中島 朗川口 均渡辺 研司越島 一郎
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抄録
2011年3月に発生した東日本大震災では、直接被災していない企業にも影響する程の規模でサプライチェーンの途絶を引き起こしたことは記憶に新しい。これは個々の企業が当たるに際して、他社BCPとの関連性を顧みないままBCPに基づく復旧を実施したことで、需供バランスが崩れた可能性がある。したがって、BCPに基づく復旧ではSCM全体の状況をモニタリングし、統合的にマネジメントすることが必要となる。本論では、P2Mフレームワークを援用して、BCPプログラムマネジメント機構が各社のBCPをプロジェクトとして統括し、状況に合わせて各社のBCP遂行を調整し、状況により其々のBCPを変更していくための手法を検討したので報告する。
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© 2013 International Association of P2M and Authors
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