主催: 一般社団法人 国際P2M学会
会議名: 第22回秋季研究発表大会
開催地: 東京農工大学小金井キャンパス工学部 講義棟
開催日: 2016/10/01
p. 106-116
地方創生と首都圏を結ぶ体験ツーリズムに基づく「おもてなし総合サービス産業雇用創生」の総合演出家のことを、「Global–CEP:Global-Cultural Experience Professional」と呼ぶことにした。特にインバウンド戦略を志向した地方創生事業の実現に向けて、Global-CEP として、現在、四種類の新たな人材の育成が必要だと考えている。そこで、その第 1 弾として、地方創生に向けた「Global-CEP プロデューサー」育成プログラムの研究開発とその実証に取り組むことにした。本論では、まず 2020 年東京五輪に向けたインバウンド戦略について述べる。次に、Global–CEP育成プログラム全体の中で、「Global-CEP プロデューサー」の位置づけについて示す。そして、「Global-CEP プロデューサー」の教育内容を示し、その教育内容の中で特に「体験ツーリズムの事業コンセプト企画」を取り上げて詳述する。