国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2018 秋季
会議情報

開発型事業のアジャイルP2M
‐アジャイルP2Mの導入‐
*加藤 智之越島 一郎梅田 富雄
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 52-64

詳細
抄録
2001年のアジャイルソフトウェア開発宣言が発行されてからこれまでにソフトウェア開発におけるアジャイル型開発は多くの議論がなされ、手法の提供や拡張および現実への適用事例が報告されている。従来のウォーターフォール型の開発からアジャイルへの転換は、ウォーターフォール型の前工程に間違いがないことを前提とした開発が環境変化への対応を困難とすることが一因である。ソフトウェア業界の一方で製造業ではウォーターフォール型の開発が基盤である。製造業においても AI などのITの影響を無視できない状況になり、従来の開発手法では破壊的イノベーションに太刀打ちできない環境に置かれているといえる。そこで、本論文では製造業の製品開発をアジャイルにマネジメントするためのアジャイルP2Mについて検討し、事例を以って説明する。
著者関連情報
© 2018 International Association of P2M and Authors
前の記事 次の記事
feedback
Top