連携研究プログラム W-BRIDGE は、大学・企業・生活者の三者一体となった取り組みによって環境活動モデルを設計、実施、発展させていくことを使命としており、多様な環境活動プロジェクトを公募という形で見出し、バックアップし、社会普及を図るモデル構築を行っている。対象とするプロジェクトでは、経済合理性を伴わない環境問題対策を前進さるべく、環境と経済を同軸上で議論し、この過程でCo-design の手法を実践することで、公募当初のプロジェクトが変容し、より効果的かつ実生活に根ざしたモデルとしてブラッシュアップされていく。本報告では過去 10 年のプロジェクトから、Co-design の手法の効果を分析する。