国際P2M学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2432-0382
ISSN-L : 2432-0382
2019 春季
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アジャイル開発スクラム実践時におけるコミュニティマネジメントと してのプログラムの変化
*山北 剛史
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p. 87-97

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抄録
P2Mでは与えられた使命からプロジェクトの目標を定め、3Sモデルを通して環境変化に柔軟に対応し、目標達成が可能となるようにプロジェクトを推進していく。アジャイル開発スクラムでもプロダクトオーナーの要望を受け、チームメンバー自らが考え、行動する。そのシステムモデルの実行中に、スキームモデルに戻る判断がされることがあり、同時実行中の複数プロジェクトに影響を及ぼすことが起こる。プログラムのタスクであるプロジェクト間での調整について、アジャイル開発スクラムでは、チームメンバーによってアドホック的に上位チームを構築、チームとして解決を図っていく。そのような、アジャイル開発スクラムのメンバーと既存開発ウォーターフォールのメンバーでは、異なるコンピテンシーを求められる。本論文では、チームの特性とプログラムマネジメントとしてのコミュニティの機能とその対応の変化について述べる。
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© 2019 International Association of P2M and Authors
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