抄録
近年、政策提案、政策評価、研究開発、商品開発、企業経営、組織運営など様々な分野でイノベーション推進のフレームワークとしてロジックモデルが使用されている。ロジックモデルとは、論理的な思考や推論の過程をモデル化したものであり、アウトプト目標を達成してアウトカムを生み出すツールである。マズローの自己実現論やマクスウェル・マルツのサイコ・サイバネティクスの人間の本能的行動原理とロジックモデルが密接な関係があることを示した。さらにロジックモデルテンプレート上にP2Mの6つの統合マネジメントツールと生成AIを活用した外部情報検索マネジメントを連携させたP2Mの学習法LBL(Logic-model Based Learning)を提案し、初等教育から大学教育までの学習方法を示した。