抄録
オンライン教育プログラムにおいてリモート会議システムが浸透した昨今であるが、参加者の相互のリアクション、コミュニケーションに課題を抱えている。我々はアバターによって仮想空間上でリアクションが可視化可能なメタバースと従来のリモート会議の融合を実際のプログラムを通じて試行し、機器やスキルの問題がある参加者にも対応可能なシステムを構築し、P2Mのプラットフォームマネジメントにおける情報系基盤の強化を行ってきた。これらが課題解決において果たした役割についてプラットフォームマネジメントの視点で考察するとともに、ポストコロナのリアルでの開催に向けて、強化した情報系基盤の活用について検討する。