2025 年 12 巻 1 号 p. 41-56
本研究の目的は、和歌山県に対する外国人観光客の期待や志向性を把握し、代表的な観光客セグメントを探索的に明らかにすることにある。欧米豪3 地域を対象に実施したアンケート調査結果250 人分について、まず(1) 主成分分析を行ったところ、4 つの主成分「トータルバランス」「日常生活」「花見・自然・地域」「観光施設」が抽出された。次に(2) クラスター分析を行ったところ、外国人観光客を4 つのクラスター「一般志向」「特別志向」「施設志向」「自然・風土志向」に分類できることが明らかとなった。今後、和歌山県では、この4 つのクラスターを意識することで、より効果的な外国人観光客の誘致が可能となる。